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「『埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例案』に反対する意見書」
賛同団体募集します。
よびかけ団体
特定非営利活動法人わこう子育てネットワーク*
特定非営利活動法人ハンズオン埼玉*
埼玉冒険遊び場づくり連絡協議会
一社)埼玉県子ども食堂ネットワーク
埼玉ホームスタート推進協議会
*事務局団体
今回は、埼玉県内の主に子ども・子育て支援にかかわるボランティア団体、市民活動団体、NPO等を対象に賛同団体を募集させていただきました。
募集期間:2023年10月9日11時〜10月11日21時
埼玉県議会自由民主党議員団 御中
「埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例案」に反対する意見書
私たちは、埼玉県内で子どもの育ち、子育て支援にかかわるボランティア活動・市民活動に取り組む団体の有志です。子どもたち、そして保護者が、まわりの人々との関係の中で、安心して暮らし、健やかに成長していける、そんな地域社会をつくろうと日々、それぞれのまちで取り組んで来ました。また、これまで長きにわたり地元自治体、埼玉県ともさまざまな協働の取組みを行って来ました。
その立場から、令和5年10月4日に提出された「埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例」案について、強い懸念、心配を抱いています。改正の内容が、下記に記す新聞報道のとおりであるとすれば、この改正に強く反対いたします。また通報の義務についても深く憂慮します。改正案をいったん撤回し、あらためて子どもが健やかに育つために(虐待を防止するために)はどのような環境が必要なのか、現場で取り組む専門職や私たち地域で活動する市民と対話の機会を持っていただくことを強く要請いたします。
令和5年10月4日の県議会福祉保健医療委員会の議事の中で、以下のような事例は「置き去り」であり、「虐待」にあたると「例示」された。(東京新聞 2023年10月5日)
・子どもだけで公園で遊ばせること
・子どもだけでおつかいに行かせること
・高校生のきょうだいに子どもを預けて外出すること
・成人の見守りのない状態での集団下校
以下、反対する理由です。
(1)子どもの主体性をだいじにしながら安全を守ること
上に列挙された状況を一律に「放置」として条例違反ということになると、ほぼ全ての保護者(養育者)が条例に違反することになります。生活実態とかけ離れた提案といわざるを得ません。
私たち市民による活動の現場から見ても、例えば、以下のような懸念が寄せられています。
・子ども食堂やプレーパーク、学習支援など、子どもの居場所をめざす活動の現場には、多くの子どもたちが自分の選択で、自分の足で来てくれます。子どもたちだけの外出が一律に禁止されてしまうと、こうした子どもたちの居場所を奪うことになりかねません。
・登下校の見守りのボランティア活動は県内全域で取り組まれていますが、「成人の見守りのない状態での集団下校」が条例に違反するということになると、もはやボランティアの領域ではなくなります。自由な意志にもとづく活動として取り組むことができません。子どもたちと地域住民の接点を失うことになるのではないでしょうか。
・学童保育は需要に供給がまったく追いついていません。大規模化で過密・劣悪な環境の中で過ごしている子どもたちもたくさんいます。また、十分ではない待遇で働く支援員も多く、もし、保護者が条例違反をおそれ、入所への希望が殺到するようなことが起こると、制度・事業そのものが崩壊することも懸念されます。環境の整備が先なのではないでしょうか。
・不登校の子どもたちのほとんどは、自宅に居ざるをえません。保護者は、その間、必ず自宅に居なければならないということになると、必要な支援を受けることもできず、生活を維持することもままならない事態におちいる家庭もあります。
それが「放置」(虐待)にあたるのか、あるいは子どもの主体性をだいじにしながら信頼関係の中で行われていることなのか、どちらの状態にあるのかは、一律に外形だけを見て判断することはできません。子どもの成長は個人差があり、そこにいたる生活体験の量や、その子どもと地域との関係性はみな違います。どういう状況であれば子どもたちにまかせるのか、さまざまな要素を考えた上で、保護者は日々、迷いながら、ある時は子どもに任せたり、別の場合は付き添ったりをしています。改正案にあるような学年で一律に区切ることは、実態とかけ離れているだけではなく、子どもたちの人としての尊厳を傷つけるもの、大人への信頼を損なうものなのではないかと強く危惧します。
また、本来、子どもはまちの中で子どもだけの世界をつくって成長していくものでした。いま生活の環境が大きくかわり、常に大人がいる状況の中で暮らすことが当たり前になっています。しかし、時代は変わっても大人に指示され管理されるのではない「子どもの時間」を保障する必要があります。子どもだけで遊びこむことができる安全なまちをつくること、あるいは、大人がいる環境でも子どもたちが主体的、自治的に過ごせる環境をつくることは、私たち大人の責任です。一律に「子どもだけ」の時間を放置(虐待)として扱うことは、子どもたちの豊かな成長を保障することにつながりません。
以上のことから、現状の「例示」に示した虐待の解釈を撤回することを強く要望します。
(2)「見守り」(支援)こそが虐待の予防
今日、多くの保護者が、誰にも頼れない、頼ってはいけないという緊張感の中で暮らしています。今回、例示のようなありふれた日常の事例が「虐待」と定義されると、子育てはタブーばかりになります。それは身近な人に相談しにくくなり、より家族が孤立して課題を抱え込み、深刻化してしまう事態が想定されます。それは私たちの目指す社会でしょうか。
虐待の予防とは、保護者が孤立することなく、仲間をつくり、地域の人々に支えられながら暮らしていくことができる環境をつくることです。保護者をとりまく環境を変えることでしか、虐待を止めることはできません。必要なのは支援です。また子どもたちが、「助けて」といえる人間関係を身近な場所に持つことができるようにすることです。
改正案には、通報の義務化がうたわれています。子どもの命を最優先に考えるとき、緊急事態としてやむをえず関係機関に「通報」することはあるでしょう。しかし、日常の親子の暮らしを支えるのは、「通報する/される」という関係性ではありません。「見守られている」「支えられている」という安心感の中で生きることができたとき、はじめて虐待は防止できるのではないでしょうか。
本条例第三条には「虐待の防止等は、特定の個人又は家族の問題にとどまるものではない」それゆえ「社会全体の問題として、県、県民、市町村、関係団体等の地域の多様な主体が相互に連携を図りながら取り組まなければならない。」と明記されています。この趣旨からしても、今回の改正案はこの条例の目的に合致したものとはいえないのではないでしょうか。
よびかけ団体
特定非営利活動法人わこう子育てネットワーク
特定非営利活動法人ハンズオン埼玉
埼玉冒険遊び場づくり連絡協議会
一社)埼玉県子ども食堂ネットワーク
埼玉ホームスタート推進協議会
賛同署名のシートに書かれていたコメント(抜粋)です。
◯育児に悩んだり、孤独になっている保護者のために、子育て支援をしています。この条例は保護者をさらに追い込むことになるのではないでしょうか。子どもたちにとっても窮屈になり、地域でのびのび育つことができなくなると思います。どうかこのような条例で、親子をがんじがらめにしないでください。
◯不登校生や引きこもりの生徒の親にとってはとても切実な問題となります。精神的な悪影響も予想されます。反対の声を大きく伝えたい。
◯この度の条例案の撤回が表明されましたが、賛同させていただきます。
私達の団体のメンバーの中には、子どもの医療的ケアなどで24時間365日、子どもから離れられない家族がいます。その家族からの言葉を綴らせていただきます。
意見書の「(2)の見守りこそが虐待の予防」の内容に深く共感しました。
誰かに預ける事もできない、預かってもらえるような施設や支援も少ない中で、私達の生活を知らない人達が私達の生活に踏み込んだ条例を勝手に作ってしまうことに疑問を感じます。
正直、私は息子を誰かに預ける事すらもためらってしまって、使える施設があるのに使わないでいた時期がありました。それは、誰かに預けて自分の自由な時間を作る事がいけない事だと思っていたからなんです。息子に悪いと思っていました。
でも、結果的に外との繋がりを作らず引きこもっていただけで、自分だけではなく、息子を「地域に居ない子」として、子ども達からも孤立させていたことに気づきました。
これが虐待に繋がると言われたらそれまでなんですが。
先ずは、家族が地域で孤立しない、させないための見守りについての支援や制度をしっかり整える事から進めてほしいと思っています。
以上が、ご家族からの言葉です。子どもが命に関わる大病をすることで、親は子どもの付き添いをせざる得なくなり、仕事を辞めたり経済的な問題も発生します。そして、長い時間親と子だけの生活は行き詰ってしまうこともあります。是非、安心して地域の中でどのような状況の子どもであっても、見守りができる体制から、まずは作っていってほしいです。
通報などギスギスした地域ではなく、温かいまなざしの中で子どもが育つ地域にしたいです。
◯私たちは海外にルーツを持つこどもたちの未来を町の中で考えていくことを主眼に置いた団体ですが、多様化した社会の中で虐待の問題自体は複雑で深刻です。家族の問題として閉じ込めること自体が、親と子を孤立させ、さらなる問題を生むと考えます。家庭内に閉ざされず、開かれた場所でこどもたちが生き生きと過ごしていくための環境づくりが大切なのではないでしょうか。
◯現在、困窮家庭、ひとり親家庭の支援をしていますが、皆さん、子どもを育てる為に必死で働いていています。子どもたちも、その親の姿を見ているので、お手伝いでコンビニにお買い物に行ったり、寝坊した時には、兄弟で学校に行っています。それぞれ家庭には事情があり、その中で、親を思う子どもの優しい行動もあります。
子どもたちの実態を踏まえた改正なのか、どこを視点とした改正なのか理解できません。
地域で子どもを育てる気運を高めているかと思えば、罰則はないにしても、通報という言葉すら子育て中の保護者に取っては、圧力になるのだと思います。
条例においても、何も苦労していない議員ではなく、草の根レベルでの私達の意見を反映して欲しいです。
◯子供たちが保護者の目が届く範囲で自由に行動することができる社会は、この国の強さのひとつと考えます。子供自身が、「今日どこに行こうか」「誰と何をしようか」と考える自主性を大きく損なうような、木を見て森を見ずな、民主主義を無視した条例の取り下げを強く求めます。
◯先日、中3の公民の授業時に子どもたちの声を集めました。
特に印象的だったのは、「小3の頃の自分」を思い出して、「子どもは意外とできるよ!」「子どもだけで遊ぶことを奪わないで」「親の目が合ったら楽しめない」「子どもの成長を妨げる」「自分が子どもを産んだときにそんな条例があったらやっていけない」「親がいない留守番の時間は、きょうだいで楽しめるひととき。大事な時間」など、普段よりもたくさんの意見を出してくれたことです。
虐待防止はもちろん大事です。しかし、多くの子どもたちの権利を奪ってしまうような条例もまた、ある意味「不適切な対応」として、虐待の一つになってしまう懸念もあります。
もっともっと、現場の声、子どもたちの声を、丁寧にひろいあげてもらえたら嬉しいです。
今回のこと、一方で子どもたちに参政権の意味を伝える良い機会になりました。
これからも子どもたちの関心の目があることも、最後に書き留めておきます。
◯この件が決定すれば子ども食堂の存続はできなくなります。すでにこどもだけで食堂に食べに来るということも難しくなっている。フードパントリーに食材取りに来ることも現状でも難しく、さらに今後通報されるという監視が横行すれば社会の分断が進む。家庭でこどもが安心して育つ環境が失われている現状で、こどもは社会の見守りの中で育てる必要があるのに逆の方向になっていく。条例を通してはならない。
◯保護者に内緒で居場所に通う子どもは多いです。いつも保護者の管理下にいたら、助けられる者が助けられなくなります。
◯こどもの命を守るのは当たり前ですが、この条例改正では何も解決しません。私達の(子ども食堂)ネットワーク加盟団体(27団体)の多くは、小学生の子供だけでの参加を容認しています。学校や家庭に居場所のないこども達も安心して居られる場所が奪われる可能性があります。
◯こんな虐待防止条例が通ったら、せっかく増えてきた子どもの居場所が続けられなくなります。 私達のフードパントリー・こども食堂に来ている方々からも「ただでさえ子育てしづらいのに、ますます大変になる」「子育てしたことがない人が提案したのか?実態を何も分かっていない」「家を買ったママ友が、埼玉で買わなければ良かったと言っていた。埼玉県では子育て出来ない」「もっとサポート体制を充実してから提案するべきだ」などなど沢山の声が上がっています。何とか撤回して欲しいです。
◯20年間親子支援を続けてきたNPOとして、この条例改正案が施行されると虐待する親が増えると懸念しております。虐待している大人に必要なのは条例ではなく支援です。
◯虐待を認定する条例よりも、まずは学童や子どもの居場所の拡充を。
◯断固反対です。折角、信頼関係ができてきて、子供だけでかふぇを利用してくれるようになってきたのに…残念でなりません。
◯こどもの自由意志で参加できる居場所作りをしています。この条例が採択されるなら今までの活動すら否定されるようです。罰則なしとはいえ、県や市からの補助金で運営している以上、条例に反する活動をすることはできません。こども達の居場所を奪うようなことをしてほしくありません。どうかよろしくお願いいたします。
◯こどもだけで安心して参加できる、温かい場づくりをしていますが、それも条例違反になるなら、子どもの主体性を失うことになりかねません。反対いたします。
◯子どもの学習支援をしています。小学生が通うことのできる場ですが、この条例案によると小学生は親の送り迎えが必要となります。仕事している親がそれを毎週するのは酷であり、時給で働いている場合、生活の糧を失うことにもなりかねず、ストレスで虐待ということも加速することになりかねないと思います。
◯この条例案に反対します。私たちは、子ども達と哲学対話を通して、様々なテーマについて話合ってきました。話合いを通して分かったのは、子ども達には多種多様な豊かな世界があるということです。その世界は、子ども達だけだから生まれる世界である面があります。子ども達は社会を見ています。子ども達は社会の当事者です。子ども達は自分達の話を聞いて欲しいと思っています。この条例案は、子ども達の声を聴いているとは思えません。子ども達が楽しく安全に生活できる社会を作るのは私達大人の責任です。なぜこの条例案は子ども達の行動を制限するのでしょうか。子ども達や保護者達には様々な事情があり、協力し合い生活しています。この条例案は様々な事情を聞き取ったとは思えません。当事者の声を聴いているならば、ここまで反対の声は上がらないはずです。一所懸命生きる人たちに対して、この条例案のようなメッセージを発信したくありません。声を聴いていない条例案に反対します。
◯子供の居場所作りの為に日頃から活動をしています。子供は、自力で生きていけるように、保護者や地域や学校の大人に見守られて育てるものだと考えます。この条例は、子供の自立を見守るのではなく、管理をする目的のためにあるのでしょうか?1人が禁止なのでしたら、家族以外にも頼れる大人を増やす環境作りが先ではありませんか?子供を縛りつけるのではなく、周りに見守れながら健やかに育てる環境作りを願います。
◯どの公園も綺麗に掃除されていて、魅力的な遊びがあって、子どもの心に寄り添うプレーリーダーが1日通していて、自由な時間と遊びが保障されるのでしたら、まだ考えられるかもしれません。子どもだけで公園で遊ばせることや留守番が虐待として捉えられて、通報されるのは恐ろしいことだと思います。あまりにも実態に見合ってなさすぎて、考えた方々の真意をお聞きしたいです。どう育って遊んできて子ども時代を過ごしてきたのでしょうか。留守番が苦痛だったのでしょうか。学童やベビーシッターの需要が高まると思いますが、必ずしも確保できる訳でもなく、質が保証されている訳でもありません。受け皿や対策のないままこの案が可決されかかっていることが残念で仕方ありません。
子どもからの声は、「子どもの自由がなくなる、出生率が低くなる、いじめが増える、自殺率が増える、たぶん学童もパンクする、ストレスがたまる、発散できない。得がない。そんなに治安悪い?」とのことでした。
◯子ども食堂に代る駄菓子屋として日中子ども達の居場所になっております。子ども達の健全な成長に、この条例に断固として反対致します。
◯不登校ひきこもりの当事者会を開いています。不登校やひきこもりの子どもの実情を見ていない条例案であり、断固として反対します。
◯学習支援事業を行っております。ここには小3以下の子どもたちも、子どもたちだけで来ており、改正案が通ることでそれに支障をきたすことを危惧しております。
◯子ども食堂に来るお母さん方からも、強い反対の声を日々いただいています。ぜひ一丸となって止めてほしいです。よろしくお願いいたします。
◯子どものために、よかれと思って考えて下さることが、かえって子どもたちが困ることにならないよう何卒何卒ご配慮をお願い申し上げます。
◯子どもの権利に重大な干渉をする条例には反対です。児童の放置を一方的に保護者に押し付けるやり方に反対します。問われているのはむしろ行政の子ども政策です。子どもが通いたい学校作り、保育園、学童保育所の充実。これこそ最優先で取り組むべきことです。
◯表に見える虐待を守ろうとされているかもしれませんが、見えない虐待はますます悪化します。それを感じている人たちの声です。どれほど危険なものなのか、気付くべきです!
◯フードパントリーを実施しているボランティア団体です。スタッフ一同条例反対にて署名いたします。
◯10月6日に、埼玉県議会にて、県虐待禁止条例の一部改正案が付託の福祉保健委員会を賛成多数で通過したとの報道を受け、私たちの活動に関わる子育て家庭から、多数の反対意見が送られてきています。この条例改正案が、目の前にある命を必死に育てている親御さんたちの生活をいかに脅かし、精神的に追い詰め、今後の育児への不安を煽っているかをお伝えします。反対意見を表明し、1日も早く、この埼玉県内の子育て世帯への虐待ともいえる条例を取り下げられることを希望いたします。
◯保護者の負担を増やす条例改正案
学童や保育所の整備が進まないことが問題なのはもちろんですが、日々の子育ては不測の事態の連続です働く親もそれを待つ子どもも、少しずつの我慢をし工夫をしながらやっています。シングル家庭は仕事をするな!ということでしょうか?この改正案は家庭内での虐待を増やす一端を担うことになるでしょう。
◯子どもたちの尊厳が守られ 選択肢が狭められないよう また子どもたちと共にある大人たちの自由も守られますよう 行動していきます。
◯市内の子どもの居場所作りをしている8団体が集まって、話し合いをもち、この条例改正に断固反対する事を確認しました。
◯通学路に面していて、何かあった時は会いに来れる子どもの居場所として活動しています。家庭での事、学校での出来事、心配事や困り事を相談しやすい居場所を目指している私たち。子どもが自分の意思で自由に行ける場所がなくなってしまうことは、心に寄り添い子どもたちを見守る為にも再度見直しをご検討頂きたく宜しくお願いいたします。
◯このような条例が施行されてしまうかもしれない直前まで知らずにいた自身のことも、大変恥じました。これまで表題について仕事やボランティア活動で力を注いで参りましたが、県議の方の意向をよく知り議論せねばいけなかったと大変反省しています。多くの人が喜ばない、苦痛が増加する条例を通そうとすることは、施行のために動いた県議の資質が問われていますし、その無知と横暴を全国民が観ています。
◯誰もが車内放置による児童の死亡などの事件に心を痛めていますが、条例案で示された過度の禁止規定は子どもの自由を奪い、保護者の子育てをより厳しくするものとなっています。子育てを保護者だけに負わせるのではなく、地域で、社会が子育てのしやすい環境を作ることを目指してもらいたい。
◯こども施策、子育て支援施策が不十分な状況で、このような子育て家庭を追い込むような条例は反対です。禁止や制限をかけるルールをつくるのではなく、こども達や子育て家庭を支える条例、子育て支援を頑張っている団体を支える条例、安心して子育てのできる条例をつくってください。
何もしないどころか足枷になる自治体は罰せられず、頑張って生きている子育て家庭やこども達をこれ以上生きづらくするのはやめてください。どうか地域と共に子育てをしやすい社会を一緒につくってください。
◯意見に賛同いたします。地域社会で見守りながら子育て出来る環境を作っていきたいと思っています。監視する社会ではなく子どもも高齢者も障害者も安心して生活し、地域の目と手で支え合える埼玉にしていていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。